清代金銅仏買取:チベット密教・黄財神騎獅像

【福岡県福岡市博多区買取】
アジアアートが買取いたしました、清代チベット密教の「黄財神(ジャンバラ)騎獅像」の買取事例をご紹介します。当店では仏像や中国美術品の買取に最も力を入れており、九州(福岡・佐賀・長崎)エリアをはじめ、全国からのご相談に対応しております。
なぜ小型の携帯仏が数多く作られたのか
チベット仏教では、僧侶や信者の多くが高地や遊牧的な暮らしなど、移動の多い過酷な環境の中で信仰を続けてきました。そのため、お守りや礼拝の対象を常に身につけて持ち歩く文化が発達し、携帯用の厨子やアミュレットケースに納めるための小型仏像が数多く鋳造されてきました。今回買取した黄財神騎獅像も手のひらに収まるほどのサイズで、こうした携帯仏の系譜に連なる一体と考えられます。
黄財神(ジャンバラ)とは
黄財神は、チベット仏教における財宝尊の一尊で、五方の財神の中でも中心的な存在として広く信仰されてきました。獅子に騎乗し、財宝を吐き出すとされるマングースを携えた姿で表されることが多く、忿怒相の表情、豪華な宝冠、大きな環状の耳飾りといった特徴を持ちます。今回のお品物も、こうした図像的特徴をよく残した一体でした。
仏像の高額査定で重視される4つのポイント
仏像の買取査定では、主に次の4点が価格を大きく左右します。
- 銘・年号款の有無: 明代永楽帝・宣徳帝期の宮廷工房で製作されたことを示す「大明永楽年施」「大明宣徳年施」などの年号款が刻まれ、それが後世の追刻ではなく当時のものと証明できる場合、極めて高額な評価となります。
- 文様・表情の精緻さ: 細部の彫金や表情表現に一切の妥協が見られないこと。
- サイズ: 大規模な寺院の本尊や宮廷の仏堂に祀られていたような、高さ40cmから50cmを超える大作であること。
- 金鍍金の質と保存状態: 金泥ではなく厚手の金鍍金が贅沢に施され、長年の経年変化を経てもなお主要な装飾や持物が欠損せず、当時の姿をとどめていること。
今回買取した黄財神騎獅像の査定評価
今回のお品物は、高さが手のひらに乗る程度のサイズで、大寺院の本尊クラスに見られるような40cm超の大作ではなく、台座や像内にも永楽・宣徳年間を示す年号款は確認できませんでした。そのため、宮廷工房が手がけた最高級品というよりは、個人が身につけて礼拝するための携帯用仏具として作られた一体と当店では判断しています。
一方で、金鍍金の発色は良好で、獅子のたてがみや衣の縁取りに施された朱色の彩色も比較的よく残っており、清朝期のチベット仏教美術に見られる丁寧な仕事ぶりが感じられるお品物でした。忿怒相の表情や宝冠の透かし彫りにも手を抜いた様子は見られず、量産品というよりは、ある程度の技量を持つ工房で作られたものと見ています。
福岡・佐賀・長崎で仏像買取ならアジアアートへ
アジアアートでは、今回ご紹介したような手のひらサイズの携帯仏から、寺院の本尊クラスの大型仏像まで幅広く買取しております。永楽・宣徳の年号款が入った宮廷工房製の仏像や、高さ1メートルを超える大作であっても、経験に基づいた査定で真贋と価値を見極め、億単位となるお品物にも対応可能です。
福岡市中央区の本店のほか、北九州、長崎県佐世保市にも店舗を構えており、福岡・佐賀・長崎エリアで仏像やチベット仏教美術、中国美術品の処分・売却をお考えの際は、お気軽にアジアアートまでご相談ください。

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