数年ぶりの再会。久留米絣を思わせる十三代今右衛門花瓶

【福岡県久留米市買取】
福岡市中央区にある店舗から車で1時間ほど。豊かな自然と歴史息づく久留米市へ、私たち「日本中国美術骨董品アジアアート」の鑑定士が出張買取にお伺いしました。今回は、数年ぶりにお声がけいただいたお客様からお譲りいただいた、人間国宝・十三代今右衛門の作品をご紹介します。
数年ぶりにお伺いしたお客様のご自宅
今回ご依頼いただいたお客様のお宅には、約4〜5年前にも相続税申告に向けた動産目録の作成でお伺いしたことがありました。当時は家具や陶磁器の整理全般についてご相談に乗らせていただいたのですが、ご訪問した際にその時のことを覚えていてくださり、スムーズに査定に入ることができました。
美術品や骨董品の買取は一期一会であると同時に、こうしたリピートや過去のご縁をきっかけに再びお声がけいただけるのは、この仕事を続ける中で大きな励みになります。
今回の買取査定品:十三代今右衛門「色絵二方花文花瓶」
お部屋に通され、拝見したのが今回のお品物である十三代今右衛門の「色絵二方花文花瓶」です。佐賀県が誇る有田焼の名窯・今右衛門窯の気品漂う逸品です。
今右衛門窯と十三代今右衛門について
江戸時代初期から続く今右衛門窯は、色鍋島の伝統を受け継ぎつつ独自の赤を基調とした色絵の技法を発展させてきました。その中で十三代今右衛門(1926-2001)は、伝統技法を守りながら新しい表現に挑み、1989年に人間国宝に認定された著名な陶芸家です。
共箱(桐箱)の有無と査定結果
前回の訪問時、この花瓶は棚に飾られていたものの、外箱が見当たらない状態でした。そのため、作家ものの陶磁器においては共箱が価値を左右する重要な要素である旨をお伝えし、保管場所を探していただくようアドバイスしておりました。
今回はありがたいことに共箱が揃っており、白磁の素地に映える赤・青・緑の鮮やかな花文様、そして良好な保存状態を確認できました。前回よりもプラスの評価をつけることができ、買取価格50,000円でお譲りいただきました。
陶磁器を高価買取するためのポイント
今回の査定を通じて、陶磁器の買取における大切なポイントを改めて整理しました。
1.作家・窯元の知名度:人間国宝や著名な作家の作品は、市場での評価が高くなります。
2.コンディション:傷や欠けがなく、綺麗に維持されているかが査定に影響します。
3.共箱・付属品の有無:今回のように共箱が揃っていると、真贋の担保となり査定額アップにつながります。
4.デザインと技法:絵付けの細やかさや造形の美しさも重要な要素です。
福岡県内の出張買取・ご相談はアジアアートへ
「日本中国美術骨董品アジアアート」では、福岡市を中心に出張査定・買取を行っております。久留米市をはじめ、福岡県内各地からのご依頼にフットワーク軽く対応しておりますので、遠方の方もどうぞ安心してお気軽にご相談ください。
遺品整理やコレクションの整理、ご自宅の片付けで出てきた骨董品の価値を知りたいなど、お客様のご要望に合わせて丁寧にサポートいたします。




